ぼけますから よろしく お願いします〜おかえり お母さん〜 認知症の母と老老介護する父の暮らしを、ひとり娘である信友直子監督が記録した2018年公開のドキュメンタリー映画「ぼけますからよろしくお願いします」の続編。 2018年、父は家事全般を取り仕切れるまでになり日々奮闘しているが、母の認知症は進行し、ついに脳梗塞を発症、入院生活が始まる。外出時には手押し車が欠かせない父だったが、毎日1時間かけて母に面会するために足を運び、母を励まし続け、いつか母が帰ってくるときのためにと98歳にして筋トレを始める。一時は歩けるまでに回復した母だったが新たな脳梗塞が見つかり、病状は深刻さを極めていく。そんな中、2020年3月にコロナウイルス感染症が猛威を振るい、面会すら困難な状況になる。 ドキュメンタリー映画101分 |
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心の傷を癒す ということ 1995年。阪神・淡路大震災、自らも被災しながらも、被災者の「心のケア」に奔走した若き精神科医・安克昌氏。当時の記録を綴った同氏の著書「心の傷を癒すということ 神戸…365日」を原案に、2020年にNHKでドラマ化された本編を再編集。2021年に劇場公開された。 幼少期に自分のルーツが韓国にあると知って以来、自分は何者かを模索する安和隆。やがて、人の心に関心を持ち、父に猛反対されながらも精神科医の道に進む。そんな中、映画館で出会った終子と結婚、幸せな家庭を築いていく。しかし、第一子が生まれてまもなく、大地震が神戸の街を襲う。和隆は避難所で多くの被災者たちの声に耳を傾け、心の傷に苦しむ人々に寄り添い続け、「心のケア」に奔走する。5年後、街は徐々に復興を遂げ、和隆も新しい病院に移り、理想の医療に燃えていたが、ある日、和隆にがんが発覚する―。 劇映画116分 |
お終活 熟春!人生、 百年時代の過ごし方 熟年離婚寸前の夫婦が、葬儀社の男から紹介された終活フェアをきっかけにてんやわんやの大騒ぎ!人生百年時代と言われる今、定年後に訪れる「熟年の青春=熟春(じゅくしゅん)」を明るく迎えるために人生整理に動き出す家族の騒動をコミカルに描いた「笑って」「泣けて」「役に立つ」ヒューマンコメディ 大原真一と千賀子は、来年には結婚50年を迎える熟年夫婦。定年退職して10年近く経つ真一は典型的亭主関白で、妻の千賀子とは事あるごとにすれ違い、夫婦喧嘩ばかりの日々を送って、熟年離婚寸前状態。 そんな折、娘の亜矢は、葬儀社に転職したばかりの菅野と出会う。菅野から終活フェアに誘われた亜矢は母親の千賀子に行くことを勧める。最新の終活情報を得た千賀子は前向きに今後のことを考えようとするが、真一は縁起でもないと嫌がり、新たな危機が生まれる。 亜矢や桃井を巻き込んだ、大原夫婦の“お終活”の行く末は!? 劇映画113分 |
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99歳 母と暮らせば 認知症を抱える99歳の母親を、自身も71歳と高齢の映像作家・谷光章監督が介護する日々を、ほのぼのと描いたドキュメンタリー映画。 「華いのち 中川幸夫」などのドキュメンタリー作品を手がけてきた谷光監督の母親・千江子さんは認知症を患っており、足腰の衰えも進行して一人暮らしが不安なことから、息子である71歳の谷光監督が同居し、介護することになった。認知症のための記憶障害や昼夜逆転、幻覚、幻視、物盗られ妄想に加え、足腰の衰え、下の失敗、肺炎など、高齢者のほとんどが経験する様々な症状と付き合いながら、母の人生最終章を気持ちよく、楽しく過ごしてもらうための方法を模索しながら奮闘する家族の姿を、約1年にわたり記録した作品。 ドキュメンタリー映画92分 |
長いお別れ 認知症を患う父親とその家族の姿を描いた中島京子の小説「長いお別れ」を映画化。 父・昇平の70歳の誕生日で久しぶりに集まった娘たちは、母から厳格な父が認知症になったという事実を告げられる。夢も恋愛もうまくいかず、思い悩んでいる次女と、夫の転勤で息子とアメリカに移り住み、慣れない生活に戸惑っている長女は、父が巻き起こす思いもよらない出来事の連続に驚きながら、変わらない父の愛情に触れ、少しづつ前に進んでいく。ゆっくり記憶を失っていく父との7年間の末に、家族が選んだ未来とは…。 父の発症により、自分自身の人生と向き合う事になる家族の7年間を、あたたかな眼差しをもって優しさとユーモアたっぷりに描きだす。 劇映画127分 |
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ぼけますから よろしくお願 いします。 数々のテレビドキュメンタリーを手がけてきた信友直子監督が、自らの両親の老老介護を娘である「私」の視点から丹念に見つめる劇場映画初監督作。 認知症に直面し苦悩する母。95歳で初めてリンゴの皮をむく父。仕事を捨て実家に帰る決心がつかず揺れる「私」 に父は言う。「(介護は)わしがやる。あんたはあんたの仕事をせい」。そして「私」は、両親の記録を撮ることが自分の使命だと思いはじめる……。 2016年と17年にテレビで放送されたテレビドキュメンタリー作品に追加取材、再編集を加えた、劇場作品。 ドキュメンタリー映画102分 |
ばあばは、 だいじょうぶ 認知症になってしまった大好きな祖母の姿を、小学生の男の子の視点から描いたベストセラー絵本「ばあばは、だいじょうぶ」(原作:楠章子)を映画化。 両親とばあば(祖母)と4人で暮らす、ちょっと気弱な小学生の翼は、どんなときでも励ましてくれるばあばが大好きだった。そんな優しいばあばが少しずつ変わっていく。同じ質問を何度も繰り返すようになり、得意だった編み物ができなくなる。ばあばは「わすれてしまう病気(認知症)」になってしまったのだ。怒り出したり、大切にしていた庭の植物を枯らしてしまったり、翼のために作ったジャムを一人で食べてしまったり……。翼はなんだか怖くなって、近寄らなくなってしまった。そんなある日、ばあばは、靴も履かないで家を出ていってしまう…。 劇映画98分 |
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八重子の ハミング 監督・脚本 佐々部清 出演 升毅・高橋洋子 文音・中村優一 若年性アルツハイマーの妻を12年間介護した経験をつづった陽信孝さんの著書を「半落ち」の佐々部清監督が映画化。 胃がんを発病した夫・誠吾を支え続ける妻の八重子に若年性アルツハイマー病の疑いがあることが明らかになった。誠吾は4度のがん手術から生還することができたが、八重子の病状は進行し、徐々に記憶をなくしていく。介護に苦闘しながらも八重子との時間を愛おしむ家族たちと、妻に寄り添い続ける誠吾の12年にもわたる日々が描かれる。 劇映画112分 |
さとにきたらええやん 監督 重江良樹 大阪市西成区釜ヶ崎。「日雇い労働者の街」と呼ばれてきたこの地域で38年にわたり、子どもたちの憩いの場として活動を続ける「こどもの里」に密着したドキュメンタリー映画。0歳から20歳くらいまでの子どもたちを、障がいの有無や国籍の区別なく無料で受け入れている「こどもの里」は、学校帰りに児童館として遊びに来る子どもや、さまざまな事情から親元を離れて一時的に宿泊する子ども、そして、その親たちも休息できる貴重な地域の集いの場として活動をしている。さまざまな困難にぶつかりながらもたくましく育つ子どもたち、彼らを支える職員たちや街に暮らす人々の奮闘を描いていく。 ドキュメンタリー映画100分 |
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徘徊 ママリン87歳の夏 監督 田中幸夫 大阪北浜。大都会のド真ん中に、ちょっと訳ありの母娘が住んでいる。母は認知症、娘は自宅マンションでギャラリーを営む。 昼夜の別なく徘徊する母と見守る娘の姿は、近所の誰もが知っている。徘徊モードが一息つけば、母娘一緒に居酒屋やバーにも寄る。そんな二人の生活は6年になる。「老いには勝てぬで、徘徊もショートになってきましたが…」 二人のやり取りは時折漫才のようであり、不条理な生活をユーモアとアイデアの転換で切り抜ける娘を通し、認知症や老いに向き合っていく。 ドキュメンタリー映画77分 |
オケ老人! 監督 細川徹 出演 杏・黒島結菜 坂口健太郎・左とん平 赴任したばかりの高校教師・千鶴は、地元のアマチュアオーケストラのコンサートを聴き、感激。入団を決意する。 早速、入団を申し込んで練習にむかうと、そこのメンバーは老人ばかりであった。実はこの町にはアマチュアオーケストラが2つ存在しており、彼女が聞いたコンサートはエリート集団の「梅が岡フィルハーモニー」のものだったのだが、誤って老人ばかりの素人オーケストラ「梅が岡交響楽団」に入ってしまったのだ。 若者の入団を喜ぶ老人たちを前に、勘違いだと言い出せなくなった千鶴はそのまま楽団に入団することになり、ついにはなりゆきから指揮者をつとめるハメになってしまう…。 自由奔放な老人たちと出会い、音楽の本当の楽しさを知る千鶴。そして千鶴と出会い、オーケストラとして音楽を多くの人に届ける喜びを知るアマオケ老人たち。運命のいたずらによって出会った彼らが、年代を越えてぶつかり合い、刺激し合い、成長していく姿には、笑いと感動にあふれ、老若男女問わず元気と幸せを届けます。 劇映画119分 |
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「わたし」 の人生 監督 和田秀樹 出演 秋吉久美子・橋爪功 冴木杏奈・松原智恵子 認知症という病を背負った父親とその娘が、アルゼンチンタンゴとの出会いを通して、再び人生に希望を見いだしていく過程を温かく見守る。娘と父親を演じるのは、数多くのテレビドラマや映画作品に出演してきた秋吉久美子と橋爪功のベテラン二人。精神科医として長年老年医療に取り組んできた和田監督が描く、一家のリアルな悩みと希望を映し出す。 劇映画104分 |
くちづけ 監督 堤 幸彦 原作・脚本 宅間孝行 出演 貫地谷しほり・竹中直人 宅間孝行 演劇や映画、テレビなどで演出家・脚本家・俳優として活躍する宅間孝行が、実際にあった事件を元に、自身の劇団のために書いた脚本を、「明日の記憶」等の堤幸彦監督が映像化。知的障害のある娘と父。数々の微笑ましいエピソードと、彼らが向き合わなければならない辛い現実を真摯な視線で描くヒューマン・ドラマ。 知的障害を持つ娘のマコを、男手ひとつで育てる父親・いっぽんは、かつては人気漫画家だったが休業し、すでに30年がたっている。知的障害者のためのグループホーム「ひまわり荘」で住み込みで働き始めたいっぽんと、そこで出会ったうーやんに心を開くようになったマコ。しかしそんなある日、いっぽんに病気が見つかる。 劇映画123分 |
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ペコロスの 母に 会いに行く 監督 森ア 東 出演 岩松了・赤木春恵 原田貴和子・加瀬亮 原作は、長崎在住の漫画家・岡野雄一が自身の経験を元に描いたエッセイ漫画『ペコロスの母に会いに行く』『ペコロスの玉手箱』。ペコロスとは小さなたまねぎのことで、岡野の愛称。 「ハゲた息子が母に会いに行く、その繰り返し」と岡野自身が語る通り、認知症の母との何気ない日常をベースに、原爆が落とされて間もない頃の父母、酒乱だけど本当は優しい父と過ごしたゆういちの少年時代、母の元を訪れる父の幻影といったエピソードを織り交ぜて描いた作品です。 認知症の母みつえとバツイチ・ハゲちゃびんの息子ゆういちが繰り広げるおかしくも切ない日常を描いた“ほっこり系ハートウォーミング介護喜劇映画”です。高齢化が猛スピードで進む日本では深刻な社会問題として扱われることが多い「介護」「認知症」をテーマにしながら、現在85歳となる森ア東監督が、観る者を軽やかで明るい気持ちにさせ、涙も誘う作品に仕上げました。 劇映画113分 |
和ちゃんと オレ 監督 ゙絹袖 製作 テレビ東京 晩婚化や非婚化の影響により、親の介護を働き盛りの息子が担う息子介護の実態に迫るドキュメンタリー映画。 2008年と2012年に放映されるや大反響を呼び、TXNドキュメンタリー大賞を受賞したテレビ番組「“母”が壊れて〜息子介護の時代〜」「いま助けてほしい〜息子介護の時代〜」に追加撮影を加えて再編集。 10年もの間、自宅で認知症の母親を介護しながら息子介護をテーマにした本の出版を目指す男性の姿を通して、介護する人を支える仕組みがない日本の社会制度に警鐘を鳴らす。 ドキュメンタリー映画75分 |
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明日の希望 悲しみよありがとう 高江常男物語 監督 山田火砂子 昭和2年、北海道芦別の炭鉱住宅に生まれた高江常男は、ガキ大将だった10歳の頃に竹とんぼを右目に刺し失明。一転、いじめと差別の苦しみを味わう。貧しい家を支えるため、17歳で電気工事会社に勤めたが、高圧線に触れ両腕を失い重度身体障害者となる。その後、口にペンをくわえて字を書く練習を始め、地元の赤平で炭鉱の仲間と共に詩集などを出していた常男だったが、ある日、新聞記者として雇用されることになった。それは仕事が出来なかったものが職を得る喜びと、人として仕事をすることの重要さを味わった瞬間でもあった。時は過ぎ、炭鉱の町が斜陽化していく中、町には炭鉱事故で怪我をした多くの障害者がいた。常男は、授産事業としてクリーニング業を始め、翌年には社会福祉法人化。障害者の就労や自立を助けていく。 映画の中では、主人公・常男がいくつもの困難を乗り越え、懸命な努力の中から障害者の自立に勤め、周囲の人々に希望を与えていく姿を描いています。 長編アニメーション82分 |
人生、 ここにあり! 監督 ジュリオ・マンフレドニア 2008年・イタリア映画 1983年、イタリアでは、バザリア法の制定によって、次々に精神病院が閉鎖された。それまで病院に閉じ込められていた患者たちを外に出し、一般社会で暮らせるような地域づくりに挑戦したのである。 この映画は、そんな時代を背景に、ある施設の取り組みと、そこで生まれた知られざる実話を感動的に描いた人間讃歌だ。ともすれば重い話になりがちなデリケートなテーマでありながら、ユーモアあふれる語り口で描いて、イタリアでは異例の大ヒット、数々の賞に輝いた。 劇映画111分 |
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ふるさとを ください 監督 冨永憲治 脚本 ジェームス三木 出演 大路恵美・ベンガル 障害者の自立を支援する共同作業所やグループホームなどの事業所が連合する全国的組織“きょうさんれん”の30周年記念映画として製作されたヒューマン・ドラマ。 町の片隅にできた障害者の共同作業所を巡って、偏見と警戒を強める町の有力者の父親と、作業所の職員と恋に落ちた娘との葛藤、そして作業所のメンバー同士に生まれた恋の行方を優しく見つめる。 劇映画94分 |
ゆずり葉 脚本・監督 早瀬憲太郎 出演 庄崎隆志・今井絵理子 全日本ろうあ連盟創立60周年を記念して製作された人間ドラマ。 最愛の恋人・早苗の死をきっかけに、ろうあ運動の記録映画製作を断念した敬一。それから30数年後、大工として暮らしていた彼の元に、記録映画を完成させてほしいという依頼が舞い込む。悩みながらも製作を再開した彼は、俳優の吾朗や薬剤師を目指す尚美ら若い世代のろう者との交流を通し、自らの過去と向き合う決意をする。 ろう児童のための映像教材を制作し、自らもろう者である早瀬憲太郎が脚本、監督を手掛け、ろう演劇界の第一人者、庄崎隆志が主人公を熱演。漫画「どんぐりの家」などで聴覚障害児の苦闘を描いた山本おさむが全面協力。 聴覚障害者の人生のさまざまな喜びと悩みを当事者の目から描く人間ドラマ。 劇映画103分 |
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パートナーズ 監督 下村優 出演 浅利陽介・大塚ちひろ 「クイール」(04年)、「ベルナのしっぽ」(05年)−無償の愛に生きる盲導犬の物語は、多くの人々の心を温かな感動で包みこんできました。そして今、もうひとつの物語が誕生しました。 知人の死をきっかけに盲導犬訓練士を目指しはじめた19歳の剛は、初めて担当することになった訓練犬チエとの関係をうまく築けず悩んでいた。剛はパピーウォーカーと呼ばれる育ての親、長谷川家でチエをかわいがっていた10歳の長女・美羽に相談してみる。そんなある日、2人の前にライブ中の事故で視力を失ったロックシンガー・真琴が現れる…。 劇映画119分 |
精 神 監督・撮影・録音・編集・製作 想田和弘 前作『選挙』が世界的に高く評価された想田和弘監督が、これまでタブー視されてきた精神病に挑んだドキュメンタリー。岡山市内の精神科診療所に集う人々の精神世界を通して、現代に生きる日本人の精神のありようを探ると同時に、精神科医療を取り巻く課題も浮き彫りにする。前作に続きナレーションや説明テロップを排した独特の映像スタイルで、モザイクなしに素顔で出演してくれる患者のみにカメラを向け、被写体を一人の人間として鮮烈に描き出している。 ドキュメンタリー映画135分 |
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Mayu まゆ ―ココロの星― 監督 松浦雅子 出演 平山あや・浅田美代子 もし、21才で乳がんになったら―。 乳がんという病気を主軸にしながらも、この映画が描くのは“生きる”こと。主人公・まゆの凛とした生き方はスクリーンを超えて、観る者全てに勇気と希望と強さを与えてくれる。 劇映画 123分 |
いのちの作法 ―沢内「生命行政」を継ぐ者たち― 監督 小池征人 昭和30年代に、日本初の老人医療費無料化や乳児死亡率ゼロを達成したことで名高い岩手県沢内村(現西和賀町)。豪雪・貧困・多病多死という三重苦に苦しんでいた村は、当時の深沢晟雄村長と村民が人間の生命を守る地域づくりに取り組み日本一の保健の村になり、今でも「生命尊重の理念」は、西和賀町民の心に深く刻まれています。 映画は、深沢晟雄旧沢内村長についての証言に始まり、その理念を受け継ぐ若い世代を映し出します。老人や障害者、そして、児童養護施設の子どもたちの生命に向き合いながら、地域に生きることを模索している西和賀町の人々の姿は、私たち日本人に、改めて本当に価値のあるものを教えてくれます。 ドキュメンタリー映画 107分 |
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いのちの山河 ―日本の青空U― 監督 大澤 豊 出演 長谷川初範・とよた真帆 今から50年前、秋田県との県境の岩手県沢内村で全国に先駆けて老人・乳児の医療費無料化を実施し、全国で初めて乳児死亡率ゼロを達成した深沢晟雄村長を描いた感動作。 少年時代の貧しい村の体験、戦中戦後の満州での体験から新しい憲法の平和と民主主義を大切に、村政にあたっては、生命尊重をつらぬき、命に格差があってはならないと医療費無料化を実現していく姿を描きます。 劇映画 120分 |
ホーム・ スイートホーム2 日傘の来た道 監督 栗山富夫 出演 柴田恭兵・財津一郎 大手商社でエリートコースを突き進む正岡秀清。でも家族はバラバラ、ルンルン気分も分かち合えない。そこへ、田舎の父親が徘徊を始めたという連絡が入る。 秀清は断腸の思いで会社を辞職、単身、父との生活にのりこんでいく。父親の徘徊に振り回される日々。そんな中で、故郷の仲間、地域の人たちとの出会いや支えが彼の生き方を変えていく。そして、バラバラだった家族にも絆ができていく…。 映画「釣りバカ日誌」の栗山富夫監督が前作に続いて老いと家族をテーマに描く。 劇映画 113分 |
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ベルナのしっぽ 監督 山口晃二 出演 白石美帆・田辺誠一 昭和56年、まだ盲導犬がひろく認知されていなかった頃、中途失明のために夢はあきらめたけど、夫とともに子どもを育てるために盲導犬ベルナと組むことを決意する主婦・しずく。盲導犬への世間の冷ややかな対応のなか、しずくの奮闘と家族の支えによって家族の一員として絆を深めていくベルナ。月日はながれ、ベルナも年をとり盲導犬の仕事をリタイアする時期をむかえる。そんな時、しずくは盲導犬への理解を深めてもらうために講演活動を始める‥。 劇映画 102分 |
筆子 その愛 −天使のピアノ− 監督 山田火砂子 出演 常盤貴子・市川笑也 まだ社会福祉という言葉もなかった明治時代、日本最初の知的障害者施設に障害を捧げ、「日本の障害児教育の母」と呼ばれた石井筆子の生涯を描く。「石井のおとうさんありがとう」の山田火砂子が監督。 幕末、長崎県大村藩士の娘として生まれた筆子はその美貌と知性で“鹿鳴館の華”と言われながら知的障害の長女をはじめ次女、三女も病弱で、そのうえ理解のあった夫にも先立たたれてしまう。 その後、知的障害児童のための施設「滝乃川学園」の創設者・石井亮一と再婚して後半生を施設の子供たちのために献身した。 劇映画 119分 |
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石井の おとうさん ありがとう 監督 山田火砂子 出演 松平 健・永作博美 この映画は、今からおよそ百年前、明治・大正期のわが国の社会事業史に大きな業績を残した「岡山孤児院」の創設者であり、児童福祉の父とも呼ばれた石井十次の波乱万丈の短い人生を描いたものです。 もっと詳しくは 劇映画 105分 |
ふみ子の海 監督 近藤明男 出演 鈴木理子・藤谷美紀 この映画は、新潟県の高田盲学校で教鞭をとり、生涯を視覚障害者教育に捧げた栗津キヨさんの少女時代を描いた、市川信夫原作の同名小説の映画化です。 昭和のはじめ、貧しさゆえに失明した少女ふみ子。当時の社会では失明というハンディはあまりにも重く生きる道は限られていたが、少女は逆境にもめげず、前向きに生きる姿は周囲の人々の心を動かしていく。そうして、人々の愛に支えられながら、自立への第一歩を踏み出していく‥‥。 劇映画 105分 |
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クイール 監督 崔 洋一 出演 古林薫・椎名桔平 クイールと名づけられた子犬が、パヒーウォーカーと呼ばれる育ての親のもとで成長、盲導犬訓練センターでの訓練、目の不自由な人とのめぐり逢い。そして、別れ‥。 実在した盲導犬クイールの生涯を描いた感動作。 もっと詳しくは 劇映画 101分 |
1リットルの涙 監督 岡村 力 出演 大西麻恵・鳥居かほり 16年前、不治の病「脊髄小脳変性症」でなくなった豊橋市の故木藤亜也さんが書き残した日記をもとに構成されたベストセラー「1リットルの涙」を映画化。 徐々に体の機能が衰え、手足の自由や言葉を失っていくなか、普通高校から養護学校に転校。やがて寝たきりの生活を強いられながらも、家族等の温かい支えの中で懸命に生きていく姿を描きます。 劇映画 95分 |
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アイ・ラブ・ ピース 監督 大澤豊 出演 忍足亜希子・林泰文 アフィファ・宍戸開 ろう者の忍足亜希子主演、「アイ・ラブ・ユー」「アイ・ラブ・フレンズ」に続く3作目。地雷で片足を失くしたアフガニスタンの少女と義肢装具士をめざすろう者の主人公が出会い、少女のために義足製作に奮闘する主人公を描く。 もっと詳しくは 劇映画 118分 |
夢 追いかけて 監督 花堂純次 出演 三浦友和・河合純一・勝地涼 全盲というハンディを乗りこえ、水泳のパラリンピックに出場、計14個のメダルを獲得。 現在は教師として中学校で教鞭をとる河合純一の実話を描いた勇気と感動の物語。 劇映画 109分 |
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able (エイブル) 監督 小栗謙一 「障害者はできないのではない。社会が彼らをできないと思って、できなくさせているのだ」。これは、知的障害を持つ人々のスポーツを振興しているスペシャルオリンピクスの創設者、ユーニス・シャライバーの言葉です。この映画は、普通の知的障害の二人の少年のアメリカでのホームスティの記録をとおして「able=可能性」を訴える。 |
AIKI (アイキ) 監督 天願大介 出演 加藤晴彦・ともさかりえ 不慮の事故で車イスの生活を強いられた青年が、AIKI(合気柔術)と出会い、車イスという運命を受け入れ再生して行く物語。 もっと詳しく 劇映画 119分 |
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アカシアの道 監督 松岡錠司 出演 夏川結衣 渡辺美佐子 娘は出版社で働くキャリアウーマン。母親は厳しい元教師。母との関係は、大人になっても理解し合えないまま。そんな時、娘は母の介護を迫られる。「家族」を問い直し、「母と娘」が健やかな再生を果たす物語。 |
折り梅 監督 松井久子 出演 原田美枝子・吉行和子 「ユキエ」で高い評価をえた松井久子監督が愛知県豊明市で出会った実話を映画化。義母がアルツハイマー型痴呆症になったことで、崩壊しかけた家族が、さまざまな葛藤を経て、見事に再生した話を通して、人間の無限の可能性を描いた感動作。 |
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with‥ 若き女性作家の生涯 監督 榛葉健 主人公・佐野由美さんは、阪神大震災で、がれきの下敷きになった経験をもつ。大学卒業と同時にNGO派遣の美術教師として1年間ネパールの福祉学校に勤め、帰国直前に交通事故にあい23歳でなくなりました。映画は大震災の被災からボランティアに目覚めていった佐野さんの生きかたを4年間、追い続けた毎日放送のドキュメンタリーを映画化。 |
アイ・ラブ・フレンズ 監督 大澤豊 出演 忍足亜希子・萩原聖人 99年に公開され、“ろう者と聴者が共につくる映画”として大きな成功を収めた「アイ・ラブ・ユー」に続く作品。 【物語】ろう者のカメラマン美樹は夫を亡くし、息子の優太、妹の遙と3人暮らし。京都の町並みやそこに生きる温かな人間の姿を写真に撮り続ける。ある日、事故で子どもを死なせた柴田と出会う。消すことのできない記憶に苦しみ続ける彼を救いたいと、美樹は、ある方法を思いつくのだが‥。 |
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